2025/05/30 06:33
CBDオイルは賞味期限があるの?保存方法について詳しく解説
最近、カンナビス(大麻)由来のエキスは治療用途としてとても人気があります。しかし、保存方法など基本的な知識についてはまだ誤解や情報不足が多いのが現状です。今回は「CBDオイルは賞味期限があるの?」という疑問に答え保存方法についても詳しく説明します。
CBDオイルは賞味期限がある?
「賞味期限」とは、一般的に食品や薬が安全に摂取できる期間を指します。
食品の場合時間が経つと風味や食感が変わるだけでなく、健康に害のある細菌が発生することもあります。
薬の場合効果が薄れるだけでなく、ごく稀に化学反応で摂取が望ましくない物質に変化することもあります。
カンナビス(大麻)由来のオイルについて言えば、技術的には「腐る」というよりCBDオイルは時間が経つと成分が変化し効き目が弱くなってしまします。
つまり、保存状態が悪いCBDオイルを摂取しても中毒にはならないものの、期待される効果が得られない可能性があります。
例えば昔ながらの抽出法で作られるハシシ(樹脂)は、何年も保存しても毒性が生じることなく、効果を保つ場合もありました。これは保存方法が鍵です。温度、光、酸素から守ることで、花(乾燥した大麻)と同様、成分を長持ちさせることができます。
CBDオイルの保存方法
カンナビスやその抽出物(例えばCBDオイル)を正しく保存するには、まず植物の特徴を知ることが大切です。
カンナビノイドは雌株の花にある「トリコーム」と呼ばれる小さな腺で作られます。これらのトリコームは樹脂を分泌し、その中にCBDや香り成分が含まれています。
光や酸素にさらされると樹脂の色が濃くなり、トリコームの頭部が取れやすくなるなど成熟や変質が進みます。収穫時期はこの変化を見て判断します。
劣化を完全に防ぐことはできませんが、保存状態を工夫すれば進行を遅らせることは可能です。
CBDオイル保存のコツ
遮光性で密閉できる容器(ガラス製の茶色ボトルや光を遮るカバー、箱など)が最適です。光や酸素を遮断することで成分の劣化を防げます。
→茶色いボトルはAmazonなどで遮光瓶と検索すればスポイト付きのものがたくさん出てきます。遮光瓶に入れて冷蔵庫の野菜室で保管が一番簡単だと思います。
保存場所は直射日光を避け、10〜20度の涼しい場所が理想です。高温や他の化学物質の近くは避けましょう。
オイルの種類(オリーブオイル、ココナッツオイルなど)や製法によっても保存期間が変わります。
賞味期限切れのCBDオイルを使ったら?
もし期限切れ(劣化した)CBDオイルを摂取した場合、基本的には体に害はなく単に効果が弱まる可能性が高いです。
ただしオイルの劣化(酸化や分離、カビの発生など)がある場合は摂取を避けるべきです。特に酸化したオイルは独特の臭い(油臭さ)があり、透明感が失われる場合もあります。
ココナッツオイルなど気温によって白く固まるものもありますが、これは温度変化によるもので品質に問題はありません。常温に戻すと元の透明感に戻ります。それでも戻らない場合や異臭がする場合は使用を控えましょう。
まとめ
CBDオイルは適切な保存方法を守れば長持ちしますが、時間の経過とともに効果が失われるため、早めの使用がおすすめです。
Revista THC. (2025年5月26日). ¿Se vence el aceite de CBD? Todo sobre su conservación. https://revistathc.com/2025/05/26/se-vence-el-aceite-de-cbd-todo-sobre-su-conservacion/