2025/06/16 07:36

なぜ大麻やカンナビノイを使うと血圧が下がるのか?


それにはいくつかの要因が関係しています。たとえばそのときの体調、摂取した量や品種、使用方法、さらには気分や精神状態までが影響します。こういったさまざまな条件が重なって、いわゆる「クラっとする」ような低血圧のような状態が起こることがあります。多くの人がこれを「パール(pálida)」と呼びます。


大麻が血圧に与える影響は一様ではありません。THCは交感神経を刺激するため、心拍数を上げたり、酸素消費量を高めたり、寝ているときには血圧を上げることもあります。一方でCBDはその逆で、血圧や心拍数を下げたり、血管を広げる作用があり、研究によっては心血管の健康に良い影響を与えるとされています。このように、THCとCBDは作用が異なるため、使い方や個人差によって結果も大きく変わります。


特に暑い日や空腹、脱水、運動直後などもともと血圧が下がりやすい条件で大麻を使うと、クラっとしたり、吐き気やめまいを起こしたりすることがあります。アルコールと一緒に使うとその作用がさらに強まることもあります。アルコールは脱水を促進するうえ肝臓の代謝を遅らせるため、THCの血中濃度が上がり効きすぎてしまうこともあります。


✅ 予防方法

  • 水をしっかり飲む(脱水を防ぐ)

  • 空腹で使わない

  • 甘いものを用意しておく

  • 高温多湿な場所を避ける

  • 大量に使わない

  • 初めての濃縮製品(ダブ・高濃度エキス)を大勢の中で試さない


もし血圧が下がって気分が悪くなったらまずは座るか横になること。できれば足を少し高くすると楽になります。呼吸を整えて落ち着くことが大切です。無理に立ち上がろうとせず回復を待ちましょう。気分が悪い人を介抱するときは、横向きに寝かせて万が一嘔吐しても喉に詰まらないように気をつけてください。スポーツドリンクや軽食があれば回復が早まることもあります。その日はもう大麻もアルコールも控えるのが賢明です。


大麻の作用は人によって大きく違います。特に体質的に低血圧気味な人、糖尿病や高血圧の薬を使っている人、高齢者などは、暑さや脱水に気をつけながら使うことが重要です。大切なのは、自分の体としっかり対話しながら、無理のない楽しみ方をすることです。


🔻ハイになると血管が拡張され、一時的に血圧が下がりやすくなります。これはもともと低血圧や貧血気味の人にとっては、思わぬ事故につながる可能性があるため注意が必要です。

私自身低血圧気味であるにもかかわらずエディブルを摂取した後に風呂に入り、湯船から立ち上がった瞬間に意識を失い気がついたら浴槽で溺れていたという経験があります。ハイになることに慣れていたつもりでも、体調や環境次第でこうしたことは起こり得ると実感しました。今考えるとゾッとしますが一歩間違えていたら死んでいました。

もし少しでも体に異変を感じたら無理をせず水分を補給して血圧を安定させましょう。さらに軽い糖分の摂取も有効とされています。ブドウ糖や果糖を含むジュース、キャンディ、チョコレートなどは吸収が早く血糖値を素早く上げてくれます。

糖分が体に入ると脳や身体は「エネルギーが入ってきた」と判断し、回復モードに切り替わります。その結果血流が安定しめまいや吐き気が改善されやすくなるので、ハイになるとしんどくなってしまう人などはぜひ試してみて下さい。



Reference:
Revista THC. (2025, 15 de mayo). ¿Por qué me baja la presión cuando uso cannabis? Revista THC. Recuperado de Revista THC sitio web: https://revistathc.com/2025/05/15/por-que-me-baja-la-presion-cuando-uso-cannabis/