2025/06/18 22:19

Snoop Dogg(スヌープ・ドッグ)がまた一歩、カンナビスビジネスを拡大しました。今度は自身が所有するDeath Row Records(デス・ロウ・レコード)の名のもとに、THCAヘンプ製品を直接消費者向けに販売する新しいライフスタイル・プラットフォームを立ち上げたのです。

この新サイト「TryDeathRow.com」は父の日(6月16日)に合わせてオープンし、「1つ買えばもう1つ無料」キャンペーンや100ドル以上の注文で送料無料といったプロモーションも実施されました。

サイトではTHCAの花(フラワー)やプリロール(手巻きタバコ)が販売されており、「Snoop本人が厳選した」と発表されています。

これらの製品はデルタ9-THCの含有量が0.3%未満のため、連邦法上は「ヘンプ」として合法となっており、マリファナが合法化されていない州でも販売可能です。



■ Snoopのコメント:

「デス・ロウの魔法はいつもリアルであることにある。現実を生きる人々の声を音楽にしてきた。

TryDeathRow.comはそのリアルさとカルチャー、つながりを反映したサイトだ。
こここそ、カンナビスがあるべき場所なんだ。」



Snoopは2022年にDeath Row Recordsを買収。以来、そのブランド力を活かして音楽とカンナビス文化を融合させた新たな動きを見せています。

この新サイトでは、CBDやデルタ9THC由来製品など、連邦法に準拠した高品質なヘンプ製品が取り扱われており、Snoop自身が監修したラインナップとのこと。

「種なし、茎なし、葉っぱもなし。最高級のつぼみだけ。」
「将来的には、飲料、エディブル(食べるタイプの製品)、その他のDeath Rowクオリティ製品も販売予定」と述べられています。


■ Snoopのカンナビス帝国の拡大は続く

昨年12月には、「Smoke Weed Every Day(S.W.E.D.)」という別ブランドも拡張し、
ヘンプ製品やスモーキンググッズを直接販売するサイトを立ち上げました。

このS.W.E.D.のサイトは、ロサンゼルスの実店舗やアムステルダムのコーヒーショップなど、
Snoopのリアル店舗情報のディレクトリとしての役割も果たしています。

さらに今年2月には自身の名を冠した「Dogg Woods」というブリントラップ(葉巻巻き紙)のブランドも発表。

「どんな大麻でもタバコでも、風味を引き立てるスムーズでゆっくり燃える仕上がり」とPRしています。


■ カルチャーアイコンとしてのSnoop

Snoopは長年にわたり、音楽やメディアを通じてマリファナとの関係を公言してきました。

2023年には自身の誕生日(10月20日)を「DoggFather’s Day(新たなハイの日)」と称されるなど、
その影響力は健在。

また、NBA選手の大麻使用を認めるよう政策改革を支持したり、

「大麻はオピオイドや注射薬の代わりになり得る」として、
医療利用・健康面での利点を強調する姿勢も見せています。

なお、彼が以前に立ち上げた「Leafs by Snoop」というブランドは、2015年にコロラドで誕生したものです。

🔻スヌープのここ最近の仕事量は異常で、特にDEATH ROW RECORDSの買収以降若手アーティストの育成やDEATH ROWのコンピレーションの作成、自身のアルバムの作成、またSWEDの立ち上げたばかりなのにDEATH ROWのカンナビス部門を立ち上げたりと精力的に活動を行ってます。今年で54歳になるSnoop、やはりその力の源は大麻なんでしょうね。

Reference:
Jaeger, K. (2025, June 16). Snoop Dogg expands his cannabis brand again, with new THCA hemp product sales website. Marijuana Moment. https://www.marijuanamoment.net