2025/12/08 01:40
米国では州ごとに大麻合法化が進んでいますが「若者が大麻を使うようになるのでは?」という懸念は常に議論の的です。
しかし、最新の連邦データ(NSDUH 2023) によると12〜20歳のティーンの大麻使用率は合法化前より低下していることが明らかになりました。
本記事では、米国政府の調査結果をもとに、
・ティーンの大麻使用率の最新トレンド
・合法化は若者に悪影響を与えるのか?
・大麻市場の変化と大人の利用状況
をわかりやすく解説します。

■ ティーン(12〜20歳)の大麻使用率は低下している
連邦調査 NSDUH(National Survey on Drug Use and Health)の2023年版によれば、ティーンの大麻使用率は以下のように推移しています。
● 過去1年以内の使用率
2022年:19.2%
2023年:18.4%(↓)
● 過去1か月以内の使用率
継続して 低下傾向 が確認されている。
● 12〜17歳の生涯使用率
2014年(合法化が始まった年)から 約18%減少。
つまり、合法化開始後10年で青少年の大麻使用は増えるどころか減少しています。
■ どうして合法化してもティーンは増えなかったのか?
専門家は複数の理由を挙げています。
① ブラックマーケットが縮小し、未成年が買いにくくなった
合法店舗はIDチェックを徹底しており、
「未成年が購入しづらい市場」 を作っていることが大きいとされています。
② 教育・啓発が強化された
合法化の進行とともに学校や行政によるリスク教育が進み、
若者の「大麻リスクの理解」が高まっている。
③ 社会の“過度な興味”が薄れた
タブー視されなくなったことで逆に「反抗的な動機で使う」若者が減ったという分析もあります。
■ 成人人口の大麻使用はどうなっている?
● 過去12か月の使用率(全成人)
2022年:22.0%
2023年:21.8%(ほぼ横ばい)
● 消費方法の割合
喫煙が最多
エディブル(食品・飲料)
ベイプ
濃縮物(ダブ)
の順で利用されている。
“合法化によって大人の使用が急増した” という印象とは異なり実際には安定しています。
■ 合法化=ティーンの使用増加という仮説は否定されつつある
複数の研究そして今回の連邦データのどちらも、
「合法化 → 若者の大麻使用増加」という因果関係を支持していない
ことが共通しています。
むしろ、
IDチェックにより未成年が入手しにくい
ブラックマーケット縮小
大麻教育の強化
などによりティーンの使用は長期的に減少傾向にあります。
■ まとめ:合法化は若者の使用率を“増やさなかった”というのが現在の結論
最新データが示すポイントをまとめると、
ティーンの大麻使用率は 合法化以前より低い
成人の使用率は ほぼ横ばい
合法化が若者に悪影響を与えた証拠は現状ない
社会全体で管理・教育が進んだ結果むしろ健全化している
という流れが明確です。
「合法化すると子どもが大麻を使い始める」という懸念はデータ上は支持されていません。
🔻大麻反対派の天才たちは合法化がティーンの使用率が上がると声高らかに叫んでいますが、合法化された使用率を見てみると使用率は下がっています。しかも合法化によりブラックマーケットが縮小するという事も分かっており一石二鳥とはまさにこの事です。逆を言えば過度な規制をする政府や合法化をに反対する人たちはブラックマーケットの拡大やティーンの大麻使用に加担していることになります。大麻反対派に絡まれたらこの事実を顔面に叩きつけてあげて下さい。私も年齢を重ねることにより医療大麻にお世話になることが確実に来ると思いますので、その頃までには合法化して朝からジョイントやボングで一服したいものです。
Reference:
Adlin, B. (2024, August 2). Teen marijuana use is lower now than before states started legalizing it for adults, federal report shows. Marijuana Moment. https://www.marijuanamoment.net/teen-marijuana-use-is-lower-now-than-before-states-started-legalizing-it-for-adults-federal-report-shows/
