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2026/01/20 21:06


食品に含まれる見えないリスクがいま世界的に注目されています。特に高温調理された加工食品に含まれる化学物質が脳や神経に悪影響を及ぼす可能性があることをご存じでしょうか。

2025年に発表された最新の実験研究ではCBD(カンナビジオール)がこうした食品由来の毒性から脳を保護する可能性が示されました。


アクリルアミドとは?なぜ問題視されているのか

アクリルアミドは炭水化物を多く含む食品を高温(揚げる・焼く・トーストする)ことで自然に発生する化学物質です。

代表的な食品例

  • フライドポテト

  • クッキー・ビスケット

  • パンのトースト部分

  • コーヒー

国際的な保健機関では、アクリルアミドについて

  • 神経毒性

  • 長期曝露による健康リスク

が指摘されています。

動物実験では神経細胞の損傷、運動機能の低下、慢性的な炎症との関連も報告されてきました。


2025年の最新研究で何がわかったのか

この研究はJournal of Neuroscience Researchに2025年に掲載されたものです。
実験ではアクリルアミドによって神経毒性を起こしたモデルを用い、CBDがどのような影響を与えるかを詳細に調べました。

評価された主な項目

  • 酸化ストレスの程度

  • 炎症反応の強さ

  • 神経細胞の生存率

  • 神経の形態変化

CBDを投与したグループと投与しないグループを比較することで、神経保護作用の有無が検証されました。


CBDは脳を守る働きを示した

研究結果は注目すべきものでした。
CBDを投与したモデルではアクリルアミドによる神経ダメージが明らかに軽減されたのです。

具体的には

  • 酸化ストレスの大幅な低下

  • 炎症反応の抑制

  • 神経細胞の生存率の向上

が確認されました。

研究者たちはCBDが神経細胞を破壊する連鎖反応そのものを弱めたと分析しています。


なぜCBDは神経を守れるのか?考えられる仕組み

CBDの特徴は作用点が非常に幅広いことです。
本研究では以下のような複数のメカニズムが関与していると示唆されています。

  • 活性酸素(フリーラジカル)の抑制

  • 体内の抗酸化酵素の調整

  • 炎症を引き起こすシグナル経路の制御

CBDはエンドカンナビノイドシステムだけでなく、
セロトニン受容体・イオンチャネル・ストレス応答因子などにも作用します。
この多面的な働きが神経保護効果につながっている可能性があります。


人間の健康への意味は?誤解してはいけないポイント

ここで重要な注意点があります。
この研究はヒトを対象としたものではありません。

つまり、
「CBDを摂れば、揚げ物を食べても脳が守られる」
という結論ではありません。

ただし、

  • 酸化ストレス

  • 慢性炎症

が関与するパーキンソン病・アルツハイマー病などの分野ではCBDの可能性がさらに注目される結果となりました。


研究の限界についても正しく理解する

研究者自身も以下の点を限界として挙げています。

  • 前臨床研究であること

  • 実験条件が日常生活の摂取量と一致しないこと

  • 長期的な影響は未検証であること

今後はヒトを対象とした臨床試験による検証が不可欠とされています。


まとめ|CBDと脳保護研究は新たな段階へ

今回の研究は、
食品由来の神経毒性 × CBDの神経保護作用
という新しい視点を提示しました。

✔ アクリルアミドは身近な食品から摂取されうる
✔ CBDは酸化ストレスと炎症を抑える可能性がある
✔ 脳の健康を守る研究分野でCBDへの関心が高まっている

日常生活で避けにくい環境要因が増える中、脳をどう守るかというテーマは今後さらに重要になります。
CBDに関する研究はまだ発展途上ですが、今回の成果は神経科学と栄養・環境の交差点に新たな可能性を示したと言えるでしょう。


🔻米国では大麻政策の見直しが進み、CBDを含むカンナビノイド研究は今後さらに加速すると考えられます。こうした流れの中で、今回の研究はCBDが脳を守るうえで重要な3つの働きを持つ可能性を示しました。

それは活性酸素(フリーラジカル)の抑制、体内の抗酸化酵素システムの調整、炎症を引き起こすシグナル経路の制御です。これらはいずれも神経保護に直結するだけでなく老化研究の中核となるメカニズムでもあります。

活性酸素の抑制は細胞老化の進行を緩やかにする方向性を持ち、抗酸化酵素の調整は体内の老化防御ネットワークの維持につながります。さらに炎症制御は加齢に伴う疾患リスクの低減という側面を持ちます。

つまりCBDは脳の健康を守りながら老化の根本要因である酸化と炎症に働きかける可能性が示された成分であり、神経保護とアンチエイジングの両面から注目される存在だとまとめることができます。


REFERENCE:

Revista THC. (2025, December). Un estudio muestra que el CBD podría proteger el cerebro frente a toxinas alimentarias comunes. Revista THC. https://revistathc.com/un-estudio-muestra-que-el-cbd-podria-proteger-el-cerebro-frente-a-toxinas-alimentarias-comunes/

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